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2008.11.10 *Mon

9年目の奇跡 なのか?

こんにちは。池内秀行です。

なんか、今日は足元から冷えてくる大阪です。

そろそろ、冬が近づいてきているなという体の感触を感じているところです。

冬といえば、今年二回目になりますが、北海道・中富良野町で12月6日(土)に2時間のQ&Aセミナー、7日(日)1日ワークセミナー、8日(月)に個人&カップルセッションを行います。

主催してくださる、寺坂さんのお話だと、雪で真っ白だということです。

7日(日)の1日ワークセミナーは、窓の外の雪景色を望みながらのゆったりとした、そしてディープな1日になりそうです。

詳しくはこちらをクリックしてください⇒「第二回 自分の花を咲かせる富良野特別講座」


ここ2週間ほど、個人的な人生で、これは奇跡か?と思うようなことが人間関係で起こりました。

そして、ここ3年・4年大切にしてきた、多様性と関係性についての「枠組みや考え」が、自分の人生に起こってくることで、より腑に落ちた感じでした。

結論としては、人間は、関係性の中で絶えず変化し続けていて、変わらないでいることの方が不自然である。ということ。

そして、幸せで人生が満たされていく変化は、思考のバイアスと、感情のバイアスから距離を置いて、相手に直接ではなく、お互いの関係性に与え、関係性から受け取ることを意識していくことで生じていくということです。

特に、個人主義と自己責任のシステムの中では、お互いがこれを意識して関係を育んでいくことが、とても大切です。

そう、個人的な体験については基本的に100%自己責任が当てはまるかもしれないが、お互いの関係については、お互いが関係について引き受ける責任は50:50。そして、その関係から受ける影響によって体験することは、100%個人責任というのは基本的にありえない。ということです。

ですから、お互いがどのような関係なのかの当事者認識がとても大切になり、その認識がづれていたり、コンセンサスがとれていない場合、関係性によっては、善意や自覚なく相手を傷つける場合もあるのです。当然、痛みをともないます。

逆に、その関係性の認識が一致したり、コンセンサスがとれてくると、癒しがもたらされたり、喜びや幸せ、豊かさが、新しいチャンスなどが、その関係性を通してもたらされます。

当事者にこの意識があるところに、「許し」がもたらされます。



奇跡か?と思った出来事は2つありました。

まずは、家族ネタ。

先々週のはじめに、久しぶりに母親から電話がありました。

開口一番、「ひでちゃん●●の件、どうなっているの?心配しているのよ」

という内容。過去の経験から、ここから会話が始まると、売り言葉に買い言葉になり、気分悪く会話が終了というパタンが99%。

長年つちかったパターンは習慣でもあり、思わず私も反応。

しかし、奇跡が起こった?

母親が、私の話しに一切介入せず、最後まで私の話を聞いてくれたうえ、「大変だったのね」と理解を示してくれた。

そのうえ、自分の気持ちを表現したうえ、「いい形になるように祈ってるわよ」といって、会話が終了したのである。

自然体で、「ありがとう」という言葉が自分の口から出ていた。

なんなんだ・・・・・・。

それから暫くして、偶然にも9年ぶりの人に出会った。

実は、ここには書けないくらい凄まじい事があった相手で、その出来事で私は相当苦しみ、この9年間、折に触れて、そのことについてワークしてきた。

向こうから声をかけてきてくれて、お茶をすることになった。

正直、最初、目が合った時、怖かった。

私も謝らなければならないことをした相手だが、また、傷つけられたり、上から目線でみられて気持ちを無視されるのではないかと思う自分を抱えながら、少し時間が経過した。

すると、その人は「昔は未熟でした。この9年間、色々あって私も成長して、過去、色々あったことで、池内さんを傷つけたこと謝ります。ごめんなさい。」と、突然、謝ってくれたのだ。

想定外でした。その人が言葉にしてくれた、出来事は、私の中にもしっかり残っていたことだったので、自分の中で激しく何かが起こり始め、そのことに関して、最初は言葉がなかった。」

私も謝りたかったことを謝らせてもらった。

すると、相手から出てきた言葉は「お互い責任は半々。私もあの時、人間的に未熟で、池内さんを煽って怒らせるような言動をしていました。」

そして、「あの当時は、私の方から一方的に関係を切ってしまい、池内さんが連絡出来ないようにしたのは、私の方で、そうでなければ、池内さんはちゃんと謝ってくれる人だと思っていました。」という話をしてくれた。

これによって、何年間も肩に載っていた、大きな大きな重みが瞬時にとれた感じがした。

正直に、当時の気持ちや、傷ついたことが言葉になりだし、お互い、その度に、自分の言動の未熟さを詫びる時間が過ぎていった。

そして、9年の月日の中で、目の前の古い友人は、色々な経験をして、人生をみる視野が広がったと話している。それを聞いている、自分が不思議な感じがした。

目の前の古い友人は、別人に変わっていることを実感した。

偶然だったが、9年間は準備期間だったんだなと思った。長く、謝る機会はもう一生ないと思っていたので、報われたと感じた瞬間、時間の長さの間隔が自分の中から消えていった。

この古い友人とは、結局、連絡先もかわさず別れた。

未完了の扉が無事閉じたような感じ。

振り返ると、この時期に必要なことだったのかもしれないと思った。


この二つの出来事、二人の話を聞いていて共通していることと言えば、二人とも、自分の人生で起こった不幸な出来事の当事者として、自分の言動を深く考え、そこから自分の言動が他者へ与える影響を受けとめ、改めることの大切さに気づいたこと。

私自身はどうだろうか?

改めて、深く考え自分を見つめる機会をもらった感じがした。

いまも、母親と古い友人に心から感謝の気持ちが湧いてくる。

そして、この体験をさせてくれた、大きな大きな存在に感謝の気持ちで一杯です。

HP→http://www.ikeuchihideyuki.com/
Bonne chance!
池内秀行

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